関西は兵庫県にある六甲山で登山(ハイキング)をしてきましたのでレポートします。
お子様連れなども登られており、初心者の方でもOKです。
私も全くの初心者ながら時間をかけてゆっくりですがゴール(有馬温泉)出来ました。
ただし、普段全く運動していないメタボの感想としては、大変しんどかったです。

【管理人デブアヒル自己紹介】
西日本中心に夫婦で月一回以上キャンプをしているデュオキャンパーです。時にはソロキャンプも。
お洒落なキャンパーにはなれないけれど、ゆったりと楽しんでいます。
2020年9月から登山再開しました(とは言っても前に一度登っただけの初心者)。
ダイエット目的ですが、新しい趣味に燃えています。
【関西】兵庫県 六甲山で登山・ハイキング(芦屋川駅〜六甲山〜有馬温泉ルート)
今回体験してきたのは近代登山発祥の地である六甲山の芦屋川駅〜六甲山(ロックガーデン)〜有馬温泉ルートです。
阪急電車の芦屋川駅をスタートし、芦屋市街を通って六甲山に入り、そこからロックガーデンを通過して登頂後に有馬温泉へとゴールします。
※上の地図上の18番で六甲山最高峰に登り、17番で有馬温泉に抜けるルート
ただ、今回のレポートでは一部ルートが遠回りの別ルートを通過しています(崩落による通行不可のため)。
距離13.3km、最高標高点931m、総上り1095m、総下り747mの行程でした。
それでは写真を交えながら体験レポートしていきます。
・芦屋川駅〜ロックガーデン(六甲山)〜有馬温泉ルートの紹介
・全くの初心者で体重90kgオーバーの著者から視点での感想
1:START 阪急本線「芦屋川駅」〜登山道入り口

今回の登山・ハイキングルートのスタートは「芦屋川駅」です。
関西圏外の方の方に芦屋川駅への距離感を2つのルートからご案内しますと、
1:新大阪駅→(JR)→大阪駅→(徒歩)→阪急梅田駅→(特急)→西宮北口駅→(鈍行)→芦屋川駅
このルートでおよそ35分〜45分です。
2:新神戸駅→(地下鉄)→三宮駅→(徒歩)→「阪急」神戸三宮駅→(鈍行)→芦屋川駅
こちらは20分〜30分程度です。
新神戸からの方がアクセスは良いですが正直どちらからでも大差ありませんので、訪問の際の参考にしてください。

芦屋川駅の南側出口すぐにローソンがあります。
準備し忘れたものがあってもこちらで買い物できるので便利です。
※後述の登山口の茶屋でも買い物は出来ます。
移動は北側になりますのでお気をつけください。

駅北側には広場と公衆トイレがあります。
ここから北向きに住宅街を抜けていきます。

右に進み、

ここを左へ。
道中は分岐毎に案内板が出ているので迷われることはないと思います。
ただ、生活道路ですので車の往来も結構あります。
注意して進みましょう。

ここを左へ曲がって、

ここを右。
このように通過するのは住宅街です。
登山で訪れる方々は時間帯も早いでしょうから、迷惑とならないように通過しましょう。
横に広がって歩いたり、あまりに大きな声で話しながら通るのは控えましょう。

高座の滝の分岐案内に従い右方向へ。

この辺りから斜度がきついです。
ど初心者である私は「もうこれ登山じゃない?」と思いながら歩いていました。
息は切れないものの汗が結構出ました。

住宅街が終わり自然感が出てきます。

しばらく小道を道なりに進みます。

滝の茶屋に到着。
芦屋川駅からここまでおよそ30分程度です。
こちらでは「山頂までの最後のトイレ」「食品・飲料の購入」が可能です。

茶屋を抜けると高座の滝があります。
ここからが登山ルートスタートとなります。
ここから山頂までは3時間から5時間程度(レベル、体力による)かかります。
運動不足のデブ初心者である私は今回のルートで225分(3時間45分)かかって山頂に到着(高座の滝ー山頂間)しました。
同じく登山初心者で運動普段していない妻の体力に合わせて途中で数度の休憩を含んでいます。
その点もご参考にしていただければと思います。
2:ロックガーデン〜風吹岩

まずはロックガーデンという岩場を登っていきます。
勾配もきつく途中で鎖場もあるような道です。
段差も大きなところもあり、お子様や女性は少し大変かもしれません。

その前に、高座の滝を超えてすぐに案内があります。
シュールな案内図に書いてある「一般コース」を今回は利用しました。
風吹岩へと抜けるルートです。

ロックガーデンは名前の通り、登山というか岩場登りとなっています。

振り返って写真を撮るとこんな感じ。
慣れていない筋力のない女性だと結構足がパンパンになる感じでした。
思ったより勾配もあり、本当のど初心者には「これが初心者コース?」と感じます。

こんな感じで案内の表記もあるし迷うことはないです。
勾配をみて帰ろうかなと思う初心者の方はいらっしゃるかもしれません。

さらに登っていきます。
ところどころ休める程度の広さがある平地もあるので、初心者の方は無理をしないようにしましょう。

また案内。
風吹岩の方へと向かいます。

少し歩くと…

視界のひらけた場所がありました。

少しモヤが出てました。
晴れてる日は結構見応えある感じですね。

風吹岩に到着、ここで447Mなのでだいたい六甲山最高峰の半分くらいの標高です。
ここまででスタートの芦屋川駅から85分程度かかりました。
道中は追い抜くことはほぼなく、周りの皆さまよりはゆっくりとしたペースだったと言えます。
それでも運動不足の方には少しきつくなってくる頃です。
因みにこの風吹岩には猫がたくさんいます。
ちょっと衛生面怖いのでお近づきにはなりたくない感じでした。
因みにイノシシも出るので餌はあげないようにしましょう。
3:太陽と緑の道〜雨ヶ峠〜蛇谷北山〜六甲山最高峰

なだらかで少し楽なゾーンを歩いていると、

出ました噂のイノシシさん。
親子連れで5匹くらいいました。
ウリボーは可愛いのですが、母ちゃんは少し迫力あるサイズなので初見だと結構怖かったです。

風吹岩から雨ヶ峠の間は太陽と緑の道というらしい、ということをこの案内板にて知りました。

そしてなにやら柵があり、侵入していきます。

実は柵を超えた先はゴルフ場なんです。
登山初心者だからわからないけど、あるあるなのでしょうか?

横を見るとゴルフコースが普通に見えます。
ラウンドしている方の声が聞こえる距離感です。
打ち込みが怖い距離感でしたので、少し危ないですね。

雨ヶ峠に到着すると案内板があって、周辺の登山道が紹介されています。
ここでも休憩する場所があって多くの方が滞在されます。
ここまで来るのに大体140分かかりました。
相変わらずたくさんの方に追い抜いてもらうようなペースです。

雨ヶ峠を抜けたら本庄橋跡を通り、七曲がりを通り最高峰到着予定…
ですが、私たちが訪れたこの日は七曲がりルートが崩落のため通行禁止の札が立っていました。
それでも進んでいる方もいらっしゃいましたが、六甲山初心者である私たちは状況に対応できるか不安でしたので別ルートへ行くことにしました。

こちらの地図の16、17、18番共通のルートを通る予定でしたが、土樋割峠〜蛇谷北山〜石の宝殿を通過して最高峰へ遠回りしてきました。

私は初めてですが妻は七曲りルート一度経験しておりますので、きつさを比較してもらうと「圧倒的にこちらの北山ルートの方がしんどかった」そうです。
単純に遠回りですし、初心者ほど七曲りルートの方が良さそうです。
写真の通り少し道幅も狭く登り降りも急で体力が一気に削られました。
あまりのシンドさに道中の写真撮影を忘れておりました。

そして一般道に出て少し歩くと一軒茶屋があります(寄ってない上に疲れてて写真忘れました)。
その向かいの舗装路を最高峰に向けてもう少しだけ歩きます。

到着です。
一軒茶屋からは5分以内にサクッと着きますが、意外と勾配があって少しきついです。
六甲山最高峰は近くに一般道があるため、「登山したなぁ」という感じがあまりないのが残念ポイントでした。
この六甲山最高峰までは芦屋川駅から4時間15分かかりました。
おそらくかなり遅い部類のタイムだと思います。
初心者が道中休み休み、皆様に抜いてもらってこのくらいでした。
七曲りルートならもう少し早いと思います。
4:六甲山最高峰〜有馬温泉

山頂から有馬温泉へは17番のルートを通っていきます。
ひたすら降って1時間ちょっとです。

ひたすらにこのような道を降っていきます。
あまり光景が変わらないので写真は割愛いたします。
ところどころ崩落による迂回路などもありました。

今回の最終目的地「金の湯」に到着。
最高峰からここまで100分ほどかかりました。
温泉で疲れを癒して、身綺麗にして変えれるのもこのルートの良いところですね。
我々はバスで自宅まで帰りましたが、電車もありますので使い勝手の良い方を利用しましょう。
デブアヒル評価
六甲山(ロックガーデン・北山ルート)
初心者でも迷いにくい
慣れていないと体力は少しきつい
頂上景色微妙

体力負荷
歩きやすさ
景観
危険性
評価ですが、あくまで個人の見解です。
自分の初心者としてのキャパからどの程度だったのかを重視しつつ、世間的な評価を加味したものです。
なので慣れた方には「そんなことないよ」と思われる評価になっているでしょうが、ご参考までに。
【関西】芦屋川駅〜六甲山〜有馬温泉ルート まとめ
今回は近代登山発祥の地 六甲山に登ってきました。
初心者の方でも登ることが可能でありながら、それなりに体力も使いますので日頃の運動不足解消に良いかもしれません。
行程データ
・総距離:13km
・タイム:6時間34分(休憩1時間含)
・総上り:1,095m
・総下り:747m
・消費カロリー:4119kcal(体重94kg)
これからも自身で体験したルートの記録を投稿予定です。
特に初心者の方、これから登山趣味始めようかな、という方は参考にして頂ければ幸いです。

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