【暖房】ランドロックで冬キャンプ 電源なしキャンプ場での利用について【保管】

道具紹介

大型でファミリーでの利用に最適なテントであるランドロック 。

私は夫婦二人での利用なので少し大きすぎですが、快適なため季節問わずヘビーユーズしています。

ランドロックでの冬キャンプは過去なんども実践していますが、なかなか快適に過ごせますよ。

本記事が冬キャンプ未経験の方や、ランドロックの購入を検討している方の参考になればと思っています。

記事の内容

・ランドロック設営、お座敷スタイルに関して
・暖房器具(石油ストーブ)に関して
・冬場の撤収、保管に関して

 

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ランドロックで冬キャンプ 〜設営〜

ランドロックでの冬キャンプに関してまずは設営に関してお伝えします。

設営方法の詳細な解説ではなくて、今回はスタイルや要点のみ記載しています。

そのうち設営記事も作成してみようかな…

 

設営時間はどのくらい?

ストップウォッチ

ランドロックの設営にはどのくらいの時間がかかるのでしょうか?

慣れや男女での違いはありますが、最低限でしたら20分から40分程度で設営可能です。

因みに私は初めて設営するとき、事前に動画などでしっかり勉強した状態で40分(夫婦2人)でした。

今は一人でも20分あれば基本の設営はできます。

ただ、冬場はスカートをペグ打ちしたり風が強ければガイドロープをしっかり張ったりするのでもう少し余裕をみたほうが良いでしょう。

これから購入を検討している、特に初心者の方は「1時間くらいはみとこう」と思っていただいた方が良いでしょう。

 

スカートはペグ打ち必要?

テントのスカートに関してですが、スカートの役割は悪天候時に雨風の侵入を防いだり寒い空気が入って来ないようにするためのものです。

ですから寒さの厳しい冬はペグダウンしておいた方がいいですが、必須というほどではありません。

因みに私の妻の意見として、

妻

スカートをペグダウンしていると、風でバサバサと音が鳴らないから安心感がある。

あまり風ではためく音が強いと寝れない。

というものがありました。

 

また、スカートを完全にペグダウンしても空間が密閉されるわけではありませんが、一酸化炭素中毒の危険が高まります。

後述しますが、暖房器具を利用されるときは注意しましょう

 

お座敷スタイルってどう?寒いんじゃないの?

お座敷2

ランドロックは大きなテントです。

なのでテーブルと椅子を用意して過ごすことも、マットやシートを敷いて雑魚寝(お座敷スタイル)で過ごすのも自由自在です。

我が家では冬はビニールシートとラグや毛布を敷いてお座敷スタイルで過ごすことが多いです。

寒さを感じるようなら銀マットやダンボールを敷き詰めます。

冷気は地面からくるのでお座敷スタイルは寒いんじゃないかとのご懸念があるかと思いますが、特段と「お座敷スタイルだから寒い」ということはないですよ。

ストーブを囲んでテーブルにはお鍋、そんなほっこりキャンプを楽しんでみませんか。

 

インナーテントは張るべき?

インナーテントを張ったほうが就寝時の保温力は高まります。

暖房器具をつけたりしないのであれば設営しましょう。

我が家のお座敷スタイルでは石油ストーブを一晩中付けっぱなし(※危険あり自己責任!)なので張らないことも多いですね。

どうせテント中があったかくなりますので。

しかし、女性の着替えスペースやなんとなく散らばる荷物を隠しておく場所としても使えるので、そのあたりは参加人数とメンバー構成で要調整です。

 

ランドロックで冬キャンプ 〜暖房〜

ストーブ

冬キャンプの1番の敵は寒さ。

暖房器具はあるに越したことはありません。

私たちは主に石油ストーブを使用していますのでそちらに関して解説します。

 

どのくらいあったかくなるの?(2020年11月6日更新)

こちらの写真はテントの内外を計測できる温度計で、計測した結果です。

外気温に対してテントの中はかなりあったかくなっていることがわかります

上の写真は顔の高さ、下の写真は地面から20cm程度の高さでの計測でした。

ストーブ1台で換気にも気を配っていますが、かなりあったかくなっています。

マイナス5℃の環境下でも使用したことがありますが、その時は流石に20℃を下回っていたかと思います。

 

石油ストーブって危なくないの?

石油ストーブの使用時に気になるのが一酸化炭素中毒です。

私たちは一晩中付けっ放しにしていることもあり、そのような使用の際にはいくつかの条件を設定しています。

利用条件

1:一酸化炭素検知器(2個)を使う
2:テントのスカートを一枚開ける
3:天井部のベンチレーション解放
4:上記の条件をデイキャンプ時にシミュレーションテスト

まず1は基本です。

複数使うのは2点の理由からです。

●電池切れや不具合が起きる可能性を考慮する

●高さの違う箇所に設置する

高さに関しては正直考慮しなくてもいいかもしれません。

一酸化炭素は比重が周りの空気とあまり変わりません。

つまり上部下部どこにたまるということはありませんが、念のため寝る時の顔の高さともう一箇所という感じで設置しています。

2と3に関しては4に書いてある通り、お昼のデイキャンプでなんども色々な条件で実験をしてみました。

その結果として2と3の条件を満たしていると一酸化炭素検知器で検出されることもなく、テント内もしっかりと暖かくなるとわかりました。

スカートは「ペグダウンしない」という意味ではなく、ピンなどで留めて「完全に解放する」状態のことをさしています。

なので我が家では上記の条件を満たして付けっ放し運転を行なっています。

ただし、あくまで個人の見解であり使用の際は完全に自己責任となります。

ストーブの屋外使用、テント内での使用は危険を伴いますので注意しましょう。

 

ストーブは寝るときは消すべき?

安全性を考えると基本的にはストーブは消すべきだと考えます。

前述したストーブの使い方は危険も伴います。

他にも電源付きサイトを利用したり、厚着、良い寝袋など対策は取れる場合はそちらを優先しましょう。

どうしても利用したい方はしっかりとした対策のもと、自己責任で利用しましょう。

 

ランドロックで冬キャンプ 〜撤収〜

ランドロック撤収

夏と冬では撤収も少し変わってきます。

冬は結露が多く発生して、それが乾くための日差しや気温も足りたいということが起きてしまいます。

そんな冬のランドロックの撤収に関してお伝えします。

 

撤収時間はどのくらい?

ランドロックの撤収時間は慣れれば15分から30分程度です。

しかし、設営時と同じくスカートやガイドロープのペグダウンが多いとそれだけ時間がかかります。

また結露が残ってしまえば拭き上げ作業も必要ですね。

初心者の方は30分から45分くらいを想定しておけば良いと思います。

 

ランドロック 結露は?

ランドロックに限らず冬場のテント泊は結露とは切っても切り離せないものがあります。

基本は撤収の2,3時間前から風通しをよくして乾かします。

それでも乾ききらなければ乾いたタオルなどで拭いてから保管しましょう。

天井部分の結露防止にランドロックには別売りのシールドルーフもあります。

部位が限定的ではあるもののかなり結露抑制効果がありますので、持っていて損はないと思います。

 

濡れたまま保管したらどうなるの?

結露を放置して濡れたまま保管してしまうとカビの原因になったり、加水分解を起こしベト付きや加工落ちの原因にもなってしまいます。

衛生的でないばかりでなく、匂いやベタつきは単純に気持ち悪いのでせっかくのお気に入りのテントが台無しになってしまいます。

保管の際にはなるべく乾かしてから撤収し、どうしても乾ききらなければ帰ってから干しましょう。

販売店やメーカーの乾燥サービスに出してもいいでしょう。

 

ランドロックで冬キャンプ 〜まとめ〜

本記事ではランドロックの冬キャンプでの利用に関してお伝えしました。

これから過去の分も含めて冬キャンプのレポート記事(ランドロック以外含む)も上げていきますので、参考にしていただければ幸いです。

ランドロックや冬キャンプ対策に関しては別の記事もありますので、気になる方は見てみてください。

【感想・解説】ランドロックは夏キャンプでは暑いのか?
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デブアヒル
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